1957-03-13 第26回国会 衆議院 法務委員会 第14号
すなわち、現行制度維持論、最高裁判所の裁判官を増加しかつ上告理由を拡張すべきであるという意見、三番目に、上告事件取扱いに特別裁判所を設置すべきであるという意見、大体この三つの意見が私どもこの法案審議中十分検討してみなければならない問題であると思うのであります。
すなわち、現行制度維持論、最高裁判所の裁判官を増加しかつ上告理由を拡張すべきであるという意見、三番目に、上告事件取扱いに特別裁判所を設置すべきであるという意見、大体この三つの意見が私どもこの法案審議中十分検討してみなければならない問題であると思うのであります。
次に刑事事件の控訴審の制度の問題でありますが、ただいま承りますれば、いわば現行制度維持論と申し上げられるかと思いますが、これは御説が必ずしも多数説でもないようであります。強い反対説といいますか、在野の諸君はおよそあげて旧制度を歓迎せずの議論をなしておられるようであります。